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高3 2学期からの過ごし方


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高3 2学期 Q&A

Q.模試はどのように活用すればよい?
A.単純な力試しではなく、学習の目標設定・弱点補強ツールとして活用しよう!
模試は『学習の健康診断』。模試の偏差値や合否判定に振り回されることなく、冷静に分析して自分の弱点を補強することに役立てましょう。

【模試前に意識すべき4つのポイント】
1. 目標点数(どの分野で点を取るか)
2. 目標解答時間(第●問までは●分で終わらせる)
3. 解答順序(例:評論⇒漢文⇒小説⇒古文の順で解く)
4. 志望校判定に加える大学を決める(後期日程・併願なども考慮する)

目標点数を達成するために必要な学習スケジュールを立て、実行しましょう。その模試で何を掴むのか、何を試すのかを明確にすることで、模試までの学習の価値が高まります。

【模試活用のための解答法】
あいまいで解答した箇所は△、さっぱり分からない箇所は×をつけたり、答えに該当する問題文をマーキングしたり、と『思考の痕跡』をきちんと残すようにしましょう。復習の際に大いに役立ちます。

【模試直後に意識すべき2つのポイント】
1. 自己採点(分野別に)
2. 間違えた問題の解き直し

記憶が新しい内に自己採点・解き直しを実施しましょう。そのため、模試の解き直しは原則1週間以内です。模試は『最高の問題集』。全国模試は出来るだけ正確な評価を与えられるよう、練りに練られた問題で、さらに問題集よりもくわしく重要ポイントをおさえた解説が作られています。弱点発見だけに留めることなく、最大限に活用しましょう。

【個人成績表入手後に意識すべき3つのポイント】
1. 設問ごとの得点や平均点との差に注目
2. 記述答案の採点内容に注目
3. 模試受験のつもりで解き直し(時間を計る)

自分の学習進度が模試の出題範囲に追いついているか、すでに学習した分野で得点を落としていないかをチェックしましょう。また、記述答案については、実際に採点された答案を見て、思わぬ失点がないかチェックしましょう。自分では出来たと思っていても得点をもらえないケースはよくあります。原因を分析し、その後の学習に繋げていくことが重要です。最後に、チェックが終わったら、もう一度模試のつもりで時間を計って解いてみましょう。解説がしっかりと理解できていれば満点を取れるはずです。曖昧な理解で済ませていないかを確認し、より完璧な答案作成ができるようにしていきましょう。
Q.勉強時間のわりに成績が上がりません。
A.継続は力なり。自分を信じて勉強し続けることが大切!

しっかり勉強しているはずなのに成績が伸びない理由は大きく2つです。
1. 勉強法・学習法が間違っている
2. 結果を急ぎすぎている


【勉強法が間違っている場合
「正しい勉強法・学習法」でネット検索すると、多くの記事が見つかります。どれが正しいのか目移りしますが、要約すればどれも「間違った勉強法・学習法」の逆です。間違った勉強法・学習法とは、次の3つです。
1. 「ながら勉強」をしている(音楽聴きながら・テレビ見ながら)
2. 気分で勉強している(時間が決まっていない)
3. 参考書・問題集をたくさん買っているが、やりっぱなし

つまり正しい勉強法・学習法とは、

勉強する時間を毎日固定し、参考書・問題集は1冊のテキストを完成するまで何度も繰り返し使い、「ながら」勉強をしない。

ということになります。今日から正しい勉強法・学習法に切り替えましょう。

【勉強法が間違っていない場合】
勉強をしたら、それに比例して成績が上がるものと思っている人が多いのではないでしょうか?焦ってしまう気持ちは分かりますが、勉強量と学習効果は比例ではなく、累乗の関係にあります。効果が出るまで少なくとも3ヶ月はかかります。だからこそ、自分を信じて勉強し続けることが大切です。