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秋の夜長


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暑さもやわらぎ、気づけば涼しい秋になりましたね。先日、小学生が授業を終えて校舎を出る時に、「もう真っ暗だ!」と声をあげていました。私は、「もう秋だなぁ~」と感じると同時に、「秋の夜長」という言葉が頭に浮かびました。というのも、ある疑問があったからです。それは、「秋が夜長と言われるのはなぜだろうか。」ということです。中学3年生の理科では最後の単元で天体を学習します。そこでは、太陽の1年の動きとして、夏至が1年の中で一番昼の時間が長く、春分、秋分の日がちょうど昼と夜の時間が等しくなり、冬至が1年の中で一番夜の時間が長くなることを学びます。今年の秋分の日は9月23日で、冬至は12月22日です。ですので、ちょうど今頃が昼の時間と夜の時間が等しく、ここから12月にかけてさらに日が短く、夜が長くなっていきます。そうすると、「夜が一番長くなるのは冬になるのではないか、なのに、なぜ、秋の夜長なのだろう」と思っていました。

そこで秋の夜長について調べてみると、客観的な長さではなく、秋が深まってくると、夏と比べて急に夜が長く感じられるということで、感覚的に長く感じることを表しているようです。実際に夜長という言葉を使うのは、9月から11月ごろまでで、冬至までは使われていないようです。さらに、インターネットでは「秋の夜長の過ごし方」という言葉を多く見かけました。暑すぎず、寒すぎない秋の夜をどのように有意義に過ごそうかと考えている人が多いのですね。
さて、過ごしやすく、集中しやすくなった秋の時期に勉強量を増やしてみましょう。中3生は秋からは通常授業だけでなく、模試の類題を使って入試対策の演習を行っています。下土狩校では毎日自習室を開放していますので、授業の前や授業がない日など、自習室をたくさん活用し定期テスト、第2回学調、そして入試に向けて勉強していきましょう。もちろん、中1、2生も自習室を活用してください。
下土狩校 手塚 亨