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変わりゆく社会


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10月5日にプリンストン大学上席研究員の眞鍋淑郎(まなべ しゅくろう)さんがノーベル物理学賞を受賞したというニュースが大きく報道されました。地球の気候をコンピュータで再現する方法を開発し、温暖化の予測に関する研究を先駆的(せんくてき)に切り開いたことで高く評価されました。気象学などの地球科学分野で物理学賞を受賞したということが初めてということで、とても話題となりました。ノーベル賞は、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和、経済学の分野で顕著(けんちょ)な功績を残した人物に贈られる賞で、地球科学の分野でノーベル賞を受賞する人はいませんでした。眞鍋さんは、大気と海を物理法則でシミュレーションし、気象観測の長期予報の数値計算などの方法の基礎を作りました。また、現在では当たり前のように考えられている、二酸化炭素の増加により地球温暖化が進んでいることを突き止めた最初の人です。眞鍋さんの研究は現在の地球温暖化問題を解決するにはなくてはならないものです。分野の枠を超えた眞鍋さんのノーベル物理学賞の受賞によって、ノーベル賞の在り方も変化しているといえるでしょう。
さて、教育の分野でも変化が起こっています。小学校ではプログラミング的思考を取りいれた授業が行われ、中学校では教科書改訂が行われ、大学入試では昨年度センター試験が大学入学共通テストに変わりました。思考力、つまり考える力に重きが置かれています。そのような教育の変化に向けて、私たち三島進学ゼミナールも『CHANGE & CHALLENGE』をテーマとして、来年度の中学生・小学生の授業が変わります。中学生は完全5教科指導を実施します。小学生は今までの算数・国語・英語の授業に加え、思考力を伸ばす「閃きの力」を導入します。詳しいカリキュラムや内容については、入塾説明会でお話ししたいと思います。進化する三島進学ゼミナールの授業にご期待ください。
下土狩校 手塚 亨