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あの言葉も「季語」だった!?


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いよいよ4月になり、学校でも新学期がスタートします!これから始まる新しい生活に、緊張しつつも心を躍らせているお子さんたちも多いことでしょう。最高のスタートダッシュがきれるように、特に学習面において万全の準備をしていきましょうね!
さて、ある物事への意欲をアップ・持続させるためには、その分野に好奇心を持つことが大切だと言われます。これは勉強においても同じです。「この教科って面白い!」「楽しい!」という感情が持つエネルギーは、学習への意欲を支え、維持する効果があります。今回は、国語の俳句等の分野によく使用されている、春の季語についてお伝えします。
「季語」とは、連歌、俳諧、俳句において、特定の季節を表す言葉のことです。例えば、俳句で春の季語が使われることで、「春」とはっきり書かなくても、いつの季節なのかがわかるようになっています。また、季語は時候の挨拶として、手紙を書く際にも使うことができます。
代表的な春の季語としては、「立春」、「ひな祭り」、「つくし」などがあり、春を代表する「桜」に関係する季語に至っては、咲いた時期や桜の種類によって、いくつものバリエーションがあります。
また、あまり知られていませんが、一風変わった春の季語も数多く存在します。
・「猫の恋」 猫は春に繁殖期を迎えることが多いため。他にも「猫の子」、「通ふ猫」などのバリエーションがある。
・「蕨餅(わらびもち)」 材料となる蕨は、春に旬を迎えるため。
・「ボートレース」 春に隅田川で行われる「早慶レガッタ」というレースが有名なため。
四季の美しさ、その移り変わりの儚さを大切にしてきた日本人だからこそ、このような風情のある言葉がたくさん生まれてきたのだと思います。そのような意味でも、「春」という季節を楽しみ、過ごしてみてはいかがでしょうか。