グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ


フォント


ホーム >  御殿場校 ブログ >  フォント

御殿場校のロビーには「なぜなぜポスト」が設置されています。生徒が身の回りの疑問をポストに投函し、教師がその疑問に解答し掲示しています。先日の授業後、いつものようにポストを確認すると興味深い質問がありました。
「フォントによってイメージが違うのはなぜ?」
フォントとは、文字のデザインのことです。私もお知らせや通信などを作成しますが、フォントで悩むこともあります。たかが字のデザイン1つですが、使うフォントの印象によって、読み手に与える印象も変わり、こちら側の伝えたいことをより効果的に伝えることができるのです。フォントの代表的なもので、「明朝体(明朝体)」と「ゴシック体」、「行書体(ぎょうしょたい)」という3種類を紹介します。

明朝体は、縦線に比べ横線が細く、筆で書いたような「はね」、「はらい」、「山」があります。日本語らしいとも言うことができる字体です。縦線と横線で太さが違うため、目が疲れにくい特徴があります。そのため長文に使用することに向いています。「真面目」、「上品」、「知的」などの印象を与えます。

それに対してゴシック体は、縦線と横線の太さが均等になっている特徴があります。装飾性がないため、遠くからでも文字が判別しやすいため、看板や案内板に向いています。「面白い」、「楽しい」、「目立つ」などの印象を与えます。

その他にも行書体は、文字を崩したフォントで、和風の演出ができる特徴があります。「伝統的」「高貴」「重厚感」などの印象を与えます。
さらに丸み、太さ、斜体などを組み合わせることで和文(日本語)用だけで約3000種類のフォントが存在し、フォントの数だけ文書を読む相手に与える印象があるということです。
へぇ~!と思いながら何とも言えない楽しさ、面白さが込み上げてきました。
「考えるのっておもしろい!」みなさんも三進で一緒に学問本来の楽しさを味わってみませんか?
御殿場校 露木秀人