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神が宿る植物?


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本日7月7日は七夕です。
織姫と彦星が、待ちに待った再会という願いを叶える日とされています。
願い事を書いた短冊を竹や笹の葉につるすのが風習ですが、なぜ竹や笹なのでしょうか?
もともとは、願い事を書く墨(すみ)は、里芋の葉にたまったつゆを「天の川のしずく」と考えて溶かし、梶の葉に和歌を書いていたそうです。
梶は古くから神聖な木として多くの場面で紙の代わりに使われてきましたが、明治以降の和紙の量産技術の発達にともない短冊へ変わりました。短冊をつるす竹には、冬でも緑を保ち、まっすぐ育つ生命力に満ちた神聖な植物であるがゆえに神を宿すと言われています。だから願いが叶うのですね。御殿場校にも笹を持って来ました。入り口の玄関に、野生の良いにおいがしています。生徒は皆それぞれの願いを短冊に書き、叶うことを祈っていました。ただ、神頼みだけではなく願いを叶えるために自分で行動することも大切ですね。

御殿場校 露木秀人