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4月24日は何の日?


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いきなりですが、4月24日は何の日でしょう?
答えは、「植物学の日」です。植物学とは、植物の形態・生態・分布・分類などを研究する学問ですが、日本の植物学の父と言われた牧野富太郎(まきのとみたろう)博士が生まれた日にしているようです。
さて、今回は牧野富太郎博士について書きたいと思います。
牧野博士は中学の教科書にも載っていた偉人ですが、みなさんご存じでしょうか。
日本の植物分類学の基礎を築いたと言われている人です。小さいころから草花が好きで、植物の研究を始めました。細かい観察、精密なスケッチを書いてきました。大人になると、東京大学理学部に出入りし、植物学を学び、日本人で初めて植物に名前を付けました。昭和32年に生涯を閉じましたが、今でも書店には牧野さんの植物図鑑が並んでいます。
某局でも牧野博士を題材にしたドラマが描かれていますが、私はもともと彼に興味を持っていたので、最近中1の理科で植物について教えながら思いだした次第です。植物を分類するときに、種子をつくるかそうでないか、胚珠が子房に包まれているかむき出しになっているかといったように花のつくりの注目した分類(基礎は博物学者リンネによる)はテストに頻出です。しかし、テストに出るから覚えるでは何とも味気ないです。そういった分類は誰かが一から作り出したものであり、その基礎を我々は学んでいます。それらの背景を持ちながら、学んでいくとより深く、そして興味のある内容になっていくと思います。