2024年が明けて早くも1か月がたとうとしていますが、皆さんの今年のスタートはいかがだったでしょうか。年明け早々、能登半島地震、羽田空港の衝突事故など、大変なことから始まってしまいましたが、これから安らかな一年となるよう祈るばかりです。
さて、今年の干支は「辰」。「十干」とくみあわせると「甲辰（きのえたつ）」にあたるそうです。「十干」とは、順に甲（きのえ）、乙（きのと）、丙（ひのえ）、丁（ひのと）、戊（つちのえ）、己（つちのと）、庚（かのえ）、辛（かのと）、壬（みずのえ）、癸（みずのと）の総称で、もとは1から10までものを数えるための言葉だったそうです。つまり「甲」は「十干」のうちの最初、スタートの年といえます。前回の「甲辰」は1964年、東京オリンピックが開催された年だそうです。日本がアジア初の近代オリンピックの開催地となり、終戦からめざましい復興をとげ、先進国の仲間入りを世界にアピールすることができました。当時の日本人は本当に誇らしかったのではないでしょうか。そんな縁もある「甲辰」を迎え、生徒たちには、龍が昇るごとく飛躍の年となってほしいものです。
いよいよ中3生は入試本番の時期を迎えました。三進でも入試直前特訓の真っ最中です。わたしはこの時期の中3生が大好きです。塾の授業がない日でも毎日のように自習室に通ってくる生徒や、授業終了後すぐに私のところへ駆け寄り、質問攻めにする生徒など、みんないい目をしています。そんな必死で頑張っている生徒たちを見ていると、こちらもエネルギーをもらっているように感じてしまいます。どうか、みんなの願いが成就することを願ってやみません。