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究極のニアミス


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12/3(土)、12/4(日)の2日間、イチローさんが富士高校の野球部を指導したとのニュースがありました。富士高校のグラウンドが正面に見える校舎に朝から居ながら、ニュースを観るまで全く気づきませんでした。一目会いたかった…。
ちょうど12/3(土)は中3生の模試の日で、高校側に提出される内申点が多くの中学で生徒に知らされた直後でした。大幅に内申点を伸ばした生徒とは、ともに喜びこれで受験が終わったわけではないと引き締め、不安や迷いを抱える生徒にはその相談に乗り、ご家庭からの相談メールに返信し、三者面談を行い…あっという間に夕方になっていました。受験校決定のこの時期に、私は生徒に対して「悩むときは精一杯悩みなさい。悩んで悩んで納得できた結論に対しては、その後大きな覚悟をもって努力し続けることができるから。今は苦しいけど逃げずに受け止めて、楽して決めるのではなく一つの大切な経験として捉えること。」と話します。中3生は、今まさに精神的に大きく成長するチャンスの時期ですので、慰めの言葉ではなく、立ち向かい乗り越えようと伝えます。
そんな日にイチローさんが近くにいて、富士高校の生徒に以下のようなことを話したそうです。「頑張らないと人はついてこないし、楽してそれは絶対に出来ない。将来の支えになるような瞬間を高校で経験して、壁に立ち向かっていけるように今日この日を忘れないで。大事な決断は自分でして欲しい、そうすればそこに責任を持てるし、それに向かっている姿を周りは見てるから。」
会えませんでしたけど、イチローさんに背中を押された気がしました。
富士高前校 堀水俊介