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失敗の大切さ


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誰もが失敗の経験があると思います。人間である以上多かれ少なかれ上手くいかなかった経験を持っているのではないかと思います。今日伝えたいのは、失敗をした時にその人の真価が問われるということです。
みなさんは、今年話題の映画だったスラムダンクは知っていますか?私は、学生時代にバスケ部で、スラムダンクをリアルタイムで見ていたので、久しぶりに映画館へ足を運びました。主人公の履いているバスケットシューズはマイケルジョーダンモデルです。そして、当時マイケルジョーダンは、バスケットボールの神様と言われるようなスーパースターでした。そのマイケルジョーダンの名言の1つに「9000回以上シュートを外し、300試合の勝負に敗れ、勝敗を決める最後のシュートを任されて26回も外した。人生で何度も失敗した。それが成功の理由だ」という言葉があります。バスケットボールの神様でも、24,537本のシュートを放ち12,192本を決めています。外したシュートは12,345本と外したシュートの方が多いのです。
日本野球界のレジェンド・イチロー選手も同じようなことを言っています。「4000本のヒットを打っているということは8000回くらい悔しい思いをしている。 その8000回に向き合えてこれたことは事実であり、誇れるとしたらそれ。」
やはり成功するためには、多くの失敗があるということです。
宿題や定期テストの勉強で、間違えた問題をミスだからといって、赤ペンなどで直して丸にしていませんか。成功への秘訣で一番大事な事は、出来なかった事を、出来なかったと認めることからです。せっかく自分が出来るようにしなければならない問題や、気を付けるべきことが見つかったのですから、しっかりバツをつけましょう。学校の先生も問題集の丸の数で評価はしていないはずです。
ここで、大事な事は、その問題がなぜ出来なかったかを分析し、同じ失敗を繰り返さないことです。定期テストでの失敗(不正解)には、5つくらいあると思います。
(1)勉強していなかった。
(2)勉強したけど、解き直し・覚え直しをしていなかった。
(3)勘違い。
(4)ミス(計算・問題の読み間違えなど)。
(5)体調不良など。

もちろん、全部が無くなれば理想的ですが、いきなりは難しいと思いますので、まずは(2)(4)を減らしていきましょう。

ポイントとして、
(2)は、宿題、問題集を解くときにしっかり×をつけ、解説を読んだり質問をしたりして理解出来たら、自分の力で解けるようになるまで何度も解くことです。
(4)の計算ミスは、どのようなミス(繰り上がり・符号間違え・0と6の見間違えなど)が多いのか分析し、常に意識して解くことです。また、普段の宿題などではゆっくり解くのに、本番だけ急にスピード上げて解いていたりしませんか。本番だけ練習のときとちがうことをすればミスは出やすいです。普段からタイマーなどを使って本番のスピードで練習をしましょう。
2023年が幕を閉じようとしています。今年1年の失敗を分析し、来年に向けて新たな目標をたてスタートをきりましょう。

最後に、マイケルジョーダンの名言
To learn to succeed, you must first learn to fail.
「成功することを学ぶには、まず失敗することを学ばねばならない」