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桜咲く季節までもう少し!


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受験シーズン真っ只中のこの時期になると、桜のイラストや食べ物など、桜色の物を目にするかと思います。ここで少し桜の花について考えてみたいと思います。他の植物は葉が先に成長し花が咲いてから実ができるのに対し、桜は花が咲いたあとに葉が成長します。一体なぜでしょうか。

調べてみると桜の種類によっては葉と花どちらが先に出るのか異なるようですが、私たちがよく目にするソメイヨシノは花が先に咲くそうです。この違いには花粉を運んでもらう方法が関連していると考えられています。桜は主に鳥や虫に花粉を運んでもらう植物です。先に葉が成長してしまうと花が隠れてしまい、花粉を運んでもらいにくくなってしまいます。そのため先に花を咲かせているのではないかと考えられているそうです。
しかし植物にとって花を咲かせるのは重労働であり、多くの植物は先に葉を成長させることで栄養を蓄えて、そのあとに花を咲かせるそうです。桜はそんな重労働がなぜできるのかというと、花が散ったあと約1年かけて次の開花の準備をしているからです。

花が散ったあと腋芽(えきが)という小さな芽ができ、これを花になる芽と葉になる芽としてそれぞれ成長させます。私たちには何か変化が起こっているようには見えないけれど、桜の木の中では大きく成長しているのです。三進に通っている受験生も公立高校入試まであと少しとなりました。長い時間を勉強に費やしてきたけれど、変化しているかなと不安に思っている生徒もいるかもしれません。しかし1年前から比べると、勉強に取り組む姿勢や解くスピードなど、それぞれ変化している部分があります。自分の行きたい高校に進み、みんなの笑顔が見ることができるよう、裾野校教師一同、最後までサポートしていきます!