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まずは興味を持つこと


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つい先日、太陽系がある天の川銀河の中心に位置する「いて座A*(エースター)」というブラックホールの撮影に成功したというニュースがありました。ブラックホールとは、極めて高密度で強い重力のために、物質だけでなく光さえ脱出することができない天体です。ブラックホールは光を放たない完全に漆黒(しっこく)の天体なので、そのものを見ることはできません。しかし、周囲で光り輝くガスによって、明るいリング状の構造に縁取られた中心の暗い領域(「シャドウ」と呼ばれています。)として、その存在をはっきりと映しだすことが出来ます。今回新たに撮影された画像は、太陽の400万倍の質量を持つブラックホールが作り出す強力な重力によって曲げられた光を捉えたものだそうです。
私は子供のころから理科が大好きで、特に星や宇宙に関連することに興味を持ちました。宇宙について新しいことを知れることがとても楽しくて、自分で本を読んで調べたり、理科の先生の話をいつもワクワクしながら聞いていました。また、知れば知るほど疑問も増え、「ブラックホールに飲み込まれたらどうなるんだろう?」「宇宙の果てはどうなっているんだろう?」「もし、宇宙が限界まで広がったら、その後はどうなるんだろう?」などと、夜寝る時に布団の中で考えていました。天体観測は何時間していても全く飽きませんでしたし、流星群は何回も観測しました。初めて火球(流れ星の中で特に明るいもの)を生で見た時は、驚きとともに大興奮したことを今でも鮮明に覚えています。そのおかげもあってか、理科は私にとって得意な教科になりました。
子供たちは興味を持ったもの・好きになったものに対して、自分で調べたり覚えたりと前向きに取り組むようになります。そして、学ぶことが楽しくなりどんどん力がついていきます。三進では勉強に対してこのような好循環(こうじゅんかん)にしていけるように、生徒の知的好奇心を刺激し、興味をひくような授業を心がけています!夏セミナーでは、小学生も理科・社会の授業を実施しますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
修善寺校 勝又秀道