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原爆の日


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8月6日は「原爆の日」です。1945年8月6日午前8時15分、眩(まぶ)しい閃光(せんこう)とともに広島は一瞬にして焼け野原になりました。その3日後の8月9日午前11時2分、再び長崎に原爆が投下され、多くの方々が亡くなりました。「戦後」という言葉も死語になりつつあるように感じられますが、日本は実戦で原爆を投下された世界で唯一の国という立場から、非核三原則「核兵器を持たず、つくらず、持ちこませず」を世界に向けて唱えています。
以前、夏の特別企画として、広島の平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子(ささきさだこ)の生涯を手作りの紙芝居にし、全国で戦争の恐ろしさや悲惨さを訴えている伊豆市土肥の大蓮院の住職、佐知妙心(さじみょうしん)さんをお招きし、100名を超える生徒、保護者の方々を前に講演をしていただいたことを、この時期になるといつも思い出します。今のこの平和な日本があるのは、こういった歴史を二度と繰り返してはいけないという自戒の上に成り立っているものだと思います。そしてこれが時とともに風化していくことの危険性を、子供達に伝える義務が私たち大人にはあるのだと思います。
夏休みに入っていよいよ本格的に始まっている三進伝統の夏期特訓で、将来の夢に向かって必死で頑張っている中3生をみていると、個人の自由や権利が奪われてしまうような世の中には、決してしてはいけないと改めて強く感じています。