先日「カブトムシが世界のゴミ＆食料問題を解決!?」という記事を目にしました。カブトムシ好きの兄弟がカブトムシのペット販売を行い、その飼育に農業の廃棄物(はいきぶつ)（ゴミ）を利用するという事業だそうです。さらにはカブトムシを食品加工することで、人口増加によって問題となっている食料不足を補っていこうという取り組みもしているそうです。まさにSDGｓにつながる新しい会社の話でした。「好き」の探求から人助けにつながる素晴らしい話だと思いました。

「好き」なことが「仕事」になったとは言うものの、実は彼らは大好きなカブトムシだけを見ていた訳ではありません。会社を運営するための経営学を学び、協力者と様々な問題点を話し合っていく中で先に述べたような素晴らしい取り組みにつながったのです。「好き」を掘り下げていくことで「知識」と「人脈」を手に入れたからこそ「仕事」につながった訳です。

『好きこそものの上手なれ』という言葉があります。好きなことであれば夢中になって自主的に学習し、自然に上達していくということです。大変なことも大変だと思わずにやり続けるエネルギーが出てきます。そんなエネルギーに満ちた中で、人助けになる仕事ができたら人生を楽しむことができるのではないでしょうか？そのためには、「好き」の探求をしつつ、様々なアイディアを生み出すための「知識」を備え、問題点や解決策をいろんな視点から議論できる幅広い「人脈」を築いていくことが大切です。

三進に通う仲間はそういった未来のよき協力者になると思います。これからも、皆さんと一緒にたくさんのことを学習し意見を交わしていきましょう。