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夏を楽しもう!


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「夏」という漢字は、飾りのついた面をかぶり、両手両足を動かして踊る人の形が成り立ちだと言われています。激しく動き回る様子から、様々なものごとが活動的になる季節の「夏」を表すようになったそうです。したがって、「なつ」以外にも「大きい」「盛んな」という意味を持っています。確かに、漢字のもとになった形をみていると、両手を広げて跳びはねているような雰囲気があり、陽気に楽しんでいるようにも見えてきます。

実際、日本では夏祭りが各地で実施され、神輿(みこし)を担いだり、様々な屋台が出店されたりして大変盛り上がります。この数年は新型コロナウィルスの影響から中止になっていた夏祭りも、今年は各地で実施され賑(にぎ)わいを取り戻すことでしょう。

ちなみに、生徒のみなさんは夏祭りの起源と言われている「天(あま)の岩戸隠(いわとがく)れ」の話をご存知でしょうか?日本が生まれ神々が暮らし始めたある日のこと、太陽神のアマテラスオオミカミは訪ねてきた弟のスサノオノミコトが田を荒らしたり屋根を壊したりして暴れたことに怒り、岩の洞窟(どうくつ)に閉じこもってしまいました。すると、太陽の光を失った世の中は、闇に包まれ各地で疫病(えきびょう)が発生してしまいます。そこで、たくさんの神々が洞窟の前に集まり様々な儀式を行いました。その中で、アメノウズメという女神(めがみ)が桶(おけ)を伏(ふ)せて踏(ふ)み鳴らし、お尻を振って踊り出しました。すると集まっていた神々が一斉に大笑いしました。これを聞いたアマテラスオオミカミは「外では何が起こっているのか・・・」と気になってのぞこうとし、天の岩戸を開いたことで世界は光を取り戻すことができました。以来、神社や寺院を舞台に疫病退散や死者の供養(くよう)、秋の豊作祈願の行事・儀礼(ぎれい)として祭りが行われるようになりました。今年の夏祭りは、そんな祭りの由来を思い出しながら楽しんでみてはどうでしょうか?

さて、三島進学ゼミナールでも夏はイベントが盛り沢山です!小4~中2生は夏セミナーでこれまでの復習と9月以降の予習を行います。中3生は『伝統の100時限特訓』で、中1中2の基礎を固め第一回学力調査の対策をしつつ、9月以降の内申対策も行っていきます。また、小学生は7月2日(日)に『理科実験教室』も実施します。いろんな不思議体験をしながら、新たな発見をして欲しいと思います。この夏も、生徒のみなさんが楽しみながら新たな知識を習得していく環境を提供していきます。一緒に夏を楽しみましょう!