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ミの#はファではないのか?


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「ミの#(シャープ)はファではないのか?」という疑問を抱いたことはありませんか?ピアノの鍵盤を見ているとミの#(半音上)はファになります。ならば、「ミの#」という表記や言い方は不要であり「ファ」と書けばいいではないか?という疑問です。他の音でも同様で、「ドの#」と「レの♭(フラット:半音下)」は同じ音なのに、なぜ2つの言い方があるのかが疑問なのです。
そこで、その疑問について調べてみました。例えば、カエルの歌(ドレミファミレド~)を半音上げた調(嬰(えい)ハ長調として説明)で表記すると(ド#レ#ミ#)のように表記し、あくまでも3番目の音である意識を持たせる意味合いがあるということなのです。これを(ド#レ#ファ)と表記すると急に音が飛んでいるような違和感があることや譜面上で分かりにくいものになるということです。ピアノの鍵盤上では同じ音を弾いているのですが、曲の調のとらえ方としてミの#という表記が必要であることを理解し、納得することができました。
ところが、「ミの#はファではない(音が違う)」という話を見つけました。なんと、音そのものが違うというではありませんか!「それはいったいどういうことなのか!」と好奇心がかき立てられます。そしてさらにその解答探しが続きます。(今回はここまでとしましょう。)
そこで私が思ったことは、「知らないことがまだまだある!だから面白い!」ということです。新たな知識との出会いと、知識を得たことで広がっていく世界観、見えていなかったものが見えていく感覚が楽しくてたまらないのです。これこそが学問の本質。
みなさんも日常生活の中でふと湧いた疑問を素通りせずに寄り道してみてください。物事を深く知ることは、将来のみなさんの財産になっていきます。色々な駅に停車しながら、楽しい旅を始めましょう!
三島総本部校 栗原大輔