グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ


言霊(ことだま)に想いをのせて


ホーム >  三島総本部校 ブログ >  言霊(ことだま)に想いをのせて

古来日本では、私たちの話す言葉、この言葉自体に魂が宿っていると信じていました。これを「言霊(ことだま)信仰」と言います。
言葉には魂が宿っているので、その力が働いて、よい意味の言葉を発すればよいことが起こり、悪い意味の言葉を発すれば悪いことが起こるというふうに信じられていました。
例えば、正式な書きぞめは、正月二日に恵方(えほう)に向かっておめでたい言葉を書く伝統行事です。めでたい言葉で幸福を呼び寄せようというのです。また、節分の日に豆をまきながら「鬼は外、福は内」と叫ぶのも同じです。さらに「明日天気になーれ」と願をかけるのも、言霊信仰の表れでしょうか。
さて、本当に言葉に魂が宿っているかは別にして、内容によっては本当にそういう関係があることが科学的にも証明されているそうです。
「わたしは、おっちょこちょいだ」という人と、「わたしは決断が素早い」という人とでは、同じ性格でも、後者の方が長所となって発揮されるようで、「もう、だめだ。」と口にする人よりも、「ここが頑張りどころだ。」と自分に言い聞かせる人の方が事実としていい結果が出ているそうです。
さあ、あなたならどんな言霊を出しますか。わからない問題や困難にぶつかったとき、何といいますか。前向きな、プラスの発言をどんどんして、目標や夢を実現させていきましょう。
三島総本部校 岡本昌仁