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大きな変化は小さな始まりから


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皆さん、「初期値鋭敏性(しょきちえいびんせい)」という言葉をご存じでしょうか?なんだか難しい言葉ですが、簡単に言い換えると「最初のわずかな違いが、その後の数値に大きく影響してくる。」というカオス理論の中で使われる用語です。
例えばこんな完全な左右対称の山があるとします。そこに玉を落とすと、必ず左右のどちらかに転がっていきますよね。もちろんどちらに転がるかは最初の玉の位置によって決まるわけですが、それが僅かな違いで決定づけられます。これが「初期値鋭敏性」のイメージです。ちょっとしたズレが大きく今後を左右するという性質です。

私は学習指導や受験指導を通して、小中学生の多感な時期にも同じような作用が働くことがあると感じています。勉強というものは、子どもたちにとっては「大変」「めんどうくさい」というイメージがつきまといがちですが、ふとしたきっかけで「楽しい」「大事なもの」という捉え方に変化し、行動や習慣が大きく変わっていく瞬間を目の当たりにすることがあります。特に新入塾生は、三進という環境に身を置き、勉強に対する取り組みが変化し、成績が急上昇する生徒も少なくありません。それは塾に行ってみようかなという小さな始まりだったかもしれませんが、今後の人生では大きな変化をもたらす場合もあります。
香貫校出身の現在大学1年生になった卒業生がいますが、その先輩は三進に入った時は内申点が32点でした。しかしその後合格した高校は沼津東高校理数科です。最終的な内申点は44点でした。そしてこの春、東北大学に現役で合格を果たしました。もちろん三進に入ったことが全てではありませんが、その先輩は「三進に入って人生が変わりました」という言葉を伝えてくれました。
大きな変化は小さな始まりから。是非三進で小さな変化からで良いので、未来を始めてみませんか?
香貫校 鈴木竜也