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テーマは「自立と自律」オンライン親子会開催!


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こんにちは!香貫校の鈴木です。5月は定期テストの時期です。香貫校では4月末からテスト対策を実施しました。それぞれのベストを尽くして頑張ってきてほしいと思います。

さて、先週の土日「オンライン親子会」を中学1年生、2年生対象に行いました。「zoom」を使って、お子さんの勉強や将来に向けてモチベーションを上げるためのお話をさせていただきました。中1生は、これからの中学生生活で起こりうるピンチと乗り越え方、中2生は、中だるみしないための工夫と対策というテーマでしたが、どちらにも共通していた内容は「自立と自律」です。会の冒頭で「自立度チェック」と称して親子で以下の10項目についてできているかチェックをしてもらいました。大事なことは、【だれかから言われる前にできているか】という基準でチェックすることです。(画面下部参照)

誰かから言われてからする=受け身となり、この姿勢が多くなると考え方も主体的でなくなります。できないと「だって・・・」と文句ばかり言い、できない理由を他人や環境のせいにしがちになります。私は会の中でその考えを「やらされ思考」と紹介し、この姿勢がすべてをダメにすると生徒達に伝えました。しかし、シンプルな行動原則で解決できます。「言われる前にやる」「す・ぐ・や・る」です。そうするだけで大きな変化がもたらされます。

また、何か言われてからやる、または他の人からのお願いや期待に対しても、受け身やプレシャーにならずに主体的に臨むコツとして、「予測を上回る」という行動原則を伝えました。例えば、定期テストで周囲の人が自分に抱いているであろう予測値があるとすれば、それを上回っていこうと考えるだけで受け身ではなくなります。「びっくりさせてやるぞ!」という気持ちですね。これだけで180度変わります。勉強以外でも、何かおうちで「これをやっておいて」とお母さんから依頼されたときに、「ええ、めんどくさい。」と言いながらやるのも、「よし、びっくりするくらいしっかりやってやるぞ」とやるのも同じ行動。だとしたら後者のほうが、自分も楽しくなりますし、相手も喜びます。

このようなことを、実例を織り交ぜながら、なるべくシンプルに伝えていきました。画面越しでしたが、親子の笑顔がたくさん見られ、私も熱が入りました。以下は実施後のアンケートの一例です。ありがたいお言葉をたくさんいただきました。今後も、生徒たちがモチベーションと行動力を身に付けるために、全力で指導していきます!

親子会のご感想(アンケートより一部抜粋)

・先生の話を聞いていく中で、息子なりに思うことがたくさんあったようで、「す・ぐ・や・る」を口に出して行動するようになっていました。三日坊主にならないよう見守っていきたいと思います。

・正直、お話を聞く前までは「レベルの高い高校へ行くためのお話だよなあ。うちには関係ないかも。」と思っていましたが、結論とてもためになりました。参加してよかったです。特に「できない理由を言わない」と「す・ぐ・や・る」は心に響きました!親である自分自身も仕事や家事に対してモチベーションが上がりました。

・学校では聞くことのできないお話でした。お便りの文面や今回のお話の内容も、先生の「ネタ」の多さに感心させられました。あの話を聞いてすぐ行動しないわけがないですね。ありがとうございました。

・オンラインだと子供と意見を言い合いながら聞ける(先生がそういう質問をしてくれる)のでとても良かったです。高校についての最新情報も姉のときとは違う状況になっていて驚きました。ぜひ「すぐやる」を実践させたいです。