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ダンドリの重要性


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三進では小・中・高一貫指導体制をとっていますが、私も様々な学校や学年の生徒を指導させていただいております。そうすると高校生で必要な力を中学生のうちに、中学生で必要な力を小学生のうちに、という意識がとても強くなります。特に小6生には中学生活の話、中3生には高校生活の話を先輩の実例を元に伝えることがあります。先日、ある高1生の月1面談を実施した際に相談を受けました。「先生、私、大事なことを先送りにしてしまうんです。」この生徒、中3のときは学校でも定期テスト順位トップ10入り常連でしたが、進学先の沼津東高校では校内順位で280名中150位と苦戦していました。「事前に高校生活は忙しいと聞いていたけれども、経験してみて改めて忙しさを痛感しました。」とその生徒は言っていました。高校の定期テストの勉強量は中学生の比ではありません。しかも範囲表として配付されるのがテスト1週間前になってからなどザラにあります。その生徒も勉強を怠けているわけではないのですが、想像よりも勉強量が多いというギャップに苦しみました。

そこで彼女に私が提案したのが手帳を持ち、勉強の段取りを決めることです。テスト1ヶ月前から必要な勉強を逆算してリストにして、それを手帳に落とし込んでいくようアドバイスしました。彼女は素直にそのアドバイスを聞いて実行しました。

その後、その生徒が獲った順位は55位です。100番くらい校内順位がアップしました。逆算と段取り、勉強に限らず社会で活躍するためには必要な習慣だと思います。もちろん小中生にもその重要性を伝えていきます。

香貫校 鈴木竜也

生徒が書いた段取り手帳