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根拠となるのは


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毎日うだるような暑い日が続いています。しかし、三進の生徒たちはそれにも負けず毎日校舎に通い、夏期特訓を頑張っている真っ最中です。

そんな彼らに負けないよう、我々も全力で授業を頑張ります。その授業の準備のため、国語の教材を読んでいるときでした。「あれ?この話読んだことがあるな。」と思い、富士宮校の本棚に向かいました。ごそごそしてみると、ありました!重松清さんの「追伸」という作品で、やはり読んだことがありました。結局、どんな話だったか気になり、もう一度読み始めてしまい、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

こういうことはよくあるのですが、入試や学調など教材になっている作品はすばらしいものばかりです。生徒たちには教材では一部しか載っていないので、その先の話が気になったら読んでみるといいよとよく話します。読書をすれば必ずしも読解力がつき、テストの点数が上がるというわけではありませんが、語彙力がつくのは間違いありませんし、読むスピードは上がります。

さて、国語の授業ですが、毎年この夏期特訓をきっかけに成績が急上昇する生徒が何人かいます。国語の問題は答えの根拠が必ず本文に書いてあります。そうでなければ問題を作成することはできませんし、丸付けをすることもできません。理科、社会のように覚えていないと解けないというものではないのです。ですから、作品の中で「こういう出来事があったから、主人公はこういう気持ちになった」など、根拠が必ずあります。それを探す力は一朝一夕にはつきません。定期的に訓練する必要があります。成績が急上昇した生徒はこの夏からその訓練を怠らなかったのです。成績が上がるのにもしっかり根拠はあります。

夏期特訓はあとわずかで終了です。でも本当の闘いはこれからです。三進生のみなさん、これからもしっかりサポートしてきます。でも勉強するのはみなさんです。焦らず、たゆまず、努力を続けていきましょう!