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静岡県高校入試、一番差がつく教科は…!?


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皆さん、「標準偏差」という言葉をご存じでしょうか?
これは簡単に言うと、当日テストを受けた生徒達の得点の「ばらつき具合」で、
生徒達の点数の差が大きければ大きいほど、「標準偏差」の数値も大きくなる、というものです。
それでは、令和4年度の高校入試で最もこの「標準偏差」が大きかった教科は何だったと思いますか?

・・・正解は、「英語」です!
前回の入試では英語「11.16」に対し、理科「9.90」社会「9.79」数学「9.44」国語「7.26」という数値だったのですが、
では、なぜこんなにも英語の点数の差が大きくなったのでしょうか?
いろいろな要因はあるかと思いますが、その内の一つに昨年度の「教科書改訂」があったのではないか、と思います。
今の中学3年生の皆さんが2年生の時に教科書が改訂され、それまでの単語数や文法内容が大きく変化しました!
単語数は大幅に増え、文法内容もそれまで3年生が習っていた内容の一部を2年生で習うようになりました。
(中学校1年生でも新しい教科書ではProgram1で“Where are you from?” や“You are just like me.”という文が出てくることからも、
これまでよりどれだけ難しくなっているか、が分かるかと思います。)
内容が難しくなったことで「点数が取れた生徒」と「取れなかった生徒」の差が広がっていったのではないか、と考えられます。
しかし!!
同時に平均点を見てみると、2番目に平均点が高い教科も「英語」です!
<国語「34.90」英語「31.92」社会「29.41」理科「26.98」数学「24.64」(静岡県教育委員会の発表)>
この2つの数字を同時に見ると【内容は難しくなり点数のばらつきも多くなった】けれど、
【「しっかり得点が取れている生徒も相当数いた」】ということが分かります!
今、英語が苦手・・・と思っている人もいるかもしれませんが、安心してください!
今年、修善寺校では中3の【夏期特訓】の合間に、
希望者対象の英語【基礎力特訓会】を実施します!
ここで中1の英語の基礎文法から、英単語の読み方の法則、効果的な単語の暗記方法を一からまとめ直し、
夏期特訓内容をより多く吸収ができるよう、土台をしっかりと作っていきましょう!
皆さんのこの夏の大きな成長を期待しています!
修善寺校 黒川裕介