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音楽と詩


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沼津地区で使われている国語の教科書(三省堂)には今年から中学1年生は「栄光の架橋(ゆず)」、中学2年生は「365日の紙飛行機(AKB48)」、中学3年生は「さくら(独唱)(森山直太朗)」が詩の単元として掲載されています。
「詩」は、少ない文字数の中に作り手の思いをこめるもので、読み手は想像力を用いて意味を補っていく必要があります。故に、詩をはじめとした韻文(いんぶん)に対して、少し敷居が高い印象を持たれてしまうかもしれません。
私も学生時代のころは詩の読解に非常に苦戦した記憶があります。その時の練習としてやってみたのが「好きなアーティスト歌詞の意味を考えてみる」ことです。歌の歌詞だって詩の一つ。そこには作詞をした人の思いが詰まっており、さまざまな技法を駆使して伝えたいことを曲に載せて歌っています。普段学校の国語の授業で勉強する「詩」と何も変わらないじゃないか、と思い始めてみたのがきっかけです。当時音楽を聞くことが好きだったこともあり、これが自分に合っていたようで、比喩の表現などが何を伝えたいのか、などをはじめとした文の意味を考える力がここで養われたと思っています。
自分が苦手なものでも、自分の好きなものと一緒に取り組むことで、苦手意識がなくなり、かえってそれが得意になったりもするものです。いよいよ来月からは新年度がスタートします。中学生も5教科指導となり国語は「詩」の読解から始まります。苦手なものから目を背けず、色々な方法をチャレンジしながら得意にできるよう一緒に頑張っていきましょう!