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情報リテラシー


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皆さんは「批判」と聞いて、どのように感じますか?多くの方は「その対象を否定して攻撃する」「文句を言う」などのイメージを抱くのではないでしょうか。しかし、実際の意味はそうではないのです。本来の意味は「ものごとのよしあしを冷静に考え、よいことはよいとし、認められない点は正すべきと主張すること」とあります。一文字ずつ見れば、「批」には「よい悪いを決める」という意味があります。「批判」の他には「批評」「批准(ひじゅん)*1」などに用いられています。一方の「判」は「見分け定める」、「判断」「裁判」などに用いられていますね。

さて、なぜこのような話題を挙げたかと言うと、このテーマが今年度からの教科書の改訂にともない題材として扱われているからなのです。今までは社会科の中で「情報リテラシー*2」といういち用語として扱われるにとどまっていました。しかしこれからは、メディア*3の記事を読み比べることができるかどうか、また資料から正しく情報を引きだせるかどうか、などの力を実際に求められることになります。

ところで、なぜこのような改訂が行われたのでしょうか。理由は単純、その力がこれからの世の中でより重要・必要になっているからです。今はひと昔前とは違い、手に入れようとすれば情報を簡単に集めやすい世の中になっています。しかしその中には、事実無根のデマや、キャッチー*4なだけで内容の薄いものなども多々あります。本当に正しい情報、自分にとって必要な情報を取捨選択するのに相応の力が求められる傾向は、近年ますます加速しています。

さて、これから中3生諸君は「受験生としての夏」を迎えます。自らの輝く将来・未来のため、本当に目指すべき高校を選択しなければなりません。もっと言うなら、自分にとって大学進学が必要か否か、必要であるとしてどの大学を目指すべきなのか、将来の夢から逆算して考えなければならないのです。そのために必要となるものが、とりもなおさず「豊富かつ正しい情報」なのです。三進では、今月下旬より「進学ガイダンス」をオンラインにて実施します。受験生の時間には、限りがあります。限りある時間を努力につぎ込むためには、迷いは大敵です。自分にとって必要な情報を、ぜひこの機会につかみとってください。

沼津本部校 太田泰弘
*1 条約の内容を、当事国の主権者が承認すること
*2 情報機器などを使って、目的の情報を取得したり、収集した情報を整理・活用したりする能力
*3 新聞やインターネットなどの情報伝達手段
*4 人からの受けがいいさま

中3対象
高校進学ガイダンス

今年はオンライン開催
自宅で参加しよう!

ご参加頂くには、事前申し込みとZoomをインストールしていただく必要があります。
お申し込み時に参加される「校舎名」と「番号」をお伝えください。
お申し込みいただいた方には、S-netにてログイン用のIDとパスワードをご案内します。
日程のご都合が合わない方、及び対面での説明をご希望の方は、校舎で個別に対応させて頂きます。
校舎名 開催日
沼津本部校
香貫校
沼津間門校
①6月20日(日)午後7:00〜8:20
②6月27日(日)午後3:00〜4:20
③7月4日(日)午後7:00〜8:20