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テキスト22ページ


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国語を勉強する時は、与えられた文章の主題を読み解き、点数をとる(あげる)ことを目的に読み進めますね。けれど、そんな問題文の中にも、考えさせたり、気付かせたり、考えが変わったり、心の支えになったり、とても良い文章が数多くあります。

今回は、中3の冬期特訓テキストの22ページに載っている物語文の内容を紹介します。
小4の女の子のまどかは、祖父が開いている柔道場に通っています。地区の強化選手を選ぶ時期になり、自分が選ばれると思っていたところ、選ばれないという出来事がありました。その中で、祖父がまどかにこう言います。「誰にでも伸びる時期、強くなるときってものがあるんだ。だから、焦ることはない、伸び悩んで苦しいときが長ければ長いほど強くなれるのだ。」

この文を読んで、自分自身の姿と重ねた生徒がいたはずです。なぜなら、受験勉強を含めこれまでの学校生活の中で一生懸命やっても伸びない時期があることを、生徒自身が身をもって経験しているからです。私自身もその経験はあります。しかしだからこそ、生徒達はみな強くなっています。そして、生徒たちは受験を通して人間的に成長していく姿を私は毎年見ています。

普通、本を読む場合は自分自身で読みたい本を探して読みます。それに対し、入試などいわゆる実力問題の国語での文の出会いはそうではありません。思いがけず出会った文章が、一生の記憶に残ることがあります。私にとって冬期特訓テキストの22ページはそんな出会いでした。

沼津間門校 杉山敦雄