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夢のような仕事


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大谷選手の快進撃が止まりません。以前から素晴らしい野球選手でしたが、今年は特に打撃がスケールアップし、メジャーリーグでも屈指の長距離打者として、その実力を見せつけています。快音とともに青空に消えていく大飛球と、それに熱狂するスタジアムの観衆。この瞬間は見ている誰もが興奮と感動に酔いしれ、幸せな気持ちになることができます。もしも実際に、現地で大谷選手の出場する生の試合を見ることができたらどんなに幸せでしょう。どんなにワクワクすることでしょう。

そんな大谷選手のスーパープレーを、監督でもコーチでも選手でもないのに、いつも間近で見ることができる人物をご存じですか。そんな夢のような特権を与えられた、うらやましい限りの人物がいることをご存じですか。それは水原一平さん。大谷選手の専属通訳をしている方です。

彼は絶えず大谷選手のそばにいて、必要な伝達を果たします。通訳だけではなく、キャッチボールの相手など、練習パートナーも務めるようです。相手はあの大谷翔平ですよ。まさに夢のような日常が彼にとっては仕事なんです。みんなが憧れるスーパースターと常に時間を共有しているんです。もちろん、大変なプレッシャーがのしかかる困難な仕事も多いと思いますが、さぞや充実した日々を過ごしていることでしょう。
水原さんの簡単なプロフィールですが、ビジネスマンからメジャーリーガーの岡島秀樹投手の専属通訳への思い切った転身ののち、日本ハムファイターズの球団通訳に。それが大谷選手との運命の出会いに繋がりました。このように彼が大谷選手の専属通訳になるまでには紆余曲折を経たようですが、彼を支えているのは、彼自身の優れた人柄や抜群の英語力によるコミュ力(コミュニケーション能力)ではないでしょうか。

小学生の英語の授業で水原さんの仕事を、「夢のような仕事」と話したことがありますが、何人かの生徒は深くうなずいてくれました。水原さんの例はかなり特殊ですが、コミュ力は人生において大きな支えになると思います。その形成の第一歩が、学習や習い事、家の手伝いなども含めた生活全般ではないでしょうか。

三進に通う少年少女諸君。夢を大きく持ちがんばりましょう。
              
函南校 飯田正毅