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考える力


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今回は函南校の小6クラスの算数授業の様子を紹介します。

【問題】
8,000円を兄と弟で3:2になるように2人で分ける。兄と弟それぞれいくらずつもらえるでしょうか


私「前回の比と違うタイプの問題だね。よし、まずは自分で考えて答えを出してみよう」
数分後、「さあ、答えが出た人いるかい?」
A君「線分図で考えたらできました。兄を・・・」
A君の考え方は大正解。彼は兄の金額をX円として、兄と全体の金額の関係で比例式を作りました。 素晴らしい!!



X:8000=3:5  X=4800   兄4800円 弟3200円

Bさん「先生、違うやり方なんですが答えは同じになりました。」
Bさんは、兄と弟の合わせた比が5つ分。兄はそのうちの3つ分をもらっているので
8000×3/5=4800という式を作っていました。このやり方も大正解。
函南校ではこのような出来事は珍しくありません。生徒たちはまず自分で考え、答えを出すために一つひとつの問題に対して真剣に取り組みます。そして答え合わせの際には様々な意見が飛び交います。
中学生から算数が数学に変わります。数学の単元は国語などの単元と異なり、正解は1つしか存在しません。しかしそこに辿り着く(たどりつく)までの過程や考え方はいくつも存在します。そこが数学の面白い所です。今後難度の高い問題を解く際「考える力」がより必要になってきます。三島進学ゼミナールでは生徒に考えさせる事を大切にして授業を行い、「考える力」や「発想力」を伸ばしていきます。           

函南校 持麾雄太