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あと7か月


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先日、中学3年生を集めて入試対策が本格的に始まる夏期特訓を前に決起集会を行いました。会の冒頭で、生徒達に次のような質問をしました。「この数字は何だと思う?」と聞くと、黒板には212という数字があります。「単位は”日”だよ。」と伝えると、察しの良い生徒達からは「入試までの残り日数」と返ってきました。その通りです!一般入試として最も早い私立高校入試まで残り約7か月です。公立高校入試では約8か月になります。生徒達からは、「もう、それだけ!」や「えー、学校再開したばかりじゃん」とつい心の声が漏れていました。
さて、次に生徒達には去年の入試問題を見てもらいました。つまり、7・8か月後に生徒達が解くことになるレベルの問題です。その時の生徒達の反応を少しお伝えします。例えば、英語。生徒達は、英語の長文の長さに驚き、それを何分で解かないといけないのかを聞き、更に驚きます。また、数学では図形の証明問題の複雑さと正答までの手順の多さを伝えると「…」となってしまいました。定期テストとは一線を画す実力問題である全国実力考査(模試)を入塾当初から定期的に解いてきた三進生でも驚きの内容です。
しかし、生徒達に伝えたのは「多くの先輩たちも実は、今の時期はみんなと同じように驚いていたし不安だったんだよ!だけど、いつから変わり始めたか知ってる?いつから、入試問題を本格的に解き始めたのか?いつから、合格に向けて自分の中での当たり前の基準を上げたのか?いつから、絶対に譲れないと志望校に対する思いが強くなったのか?」と私からの問いに、生徒達は言葉にはしませんが自分の中で答えがあるように内に秘めた闘志を感じました!
その後は、入試制度や平均点の推移、各教科のポイントを伝えていきました。そのうえで、三進では合格を勝ち取るまでの戦略や指導の流れを伝えていきました。そして、最後に去年卒業した先輩たちの合格発表当日の様子を映像にまとめたものを見て来年の自分たちの姿を想像してくれたのではないでしょうか。生徒達から「先生!夏めちゃくちゃ頑張ります!」や「今は厳しくても頑張れば志望校行けますよね。」、「まずは、定期テスト成功させてきます!」と言って帰路につく後ろ姿を見て一まわり成長したかなと嬉しい気持ちになりました。
私達は「合格に必要な力」は、3つあると考えています。まだ、生徒達は今の段階では全ての力は身についていません。しかし、受験本番までには全ての力を身につけてもらい、来るべき時を向かえてもらいます。保護者の方々にも、進学ガイダンスで詳細をお伝えさせて頂きました。高校受験は勿論のこと、その先の夢や目標実現に向けて生徒本人・保護者の方々・私達教師が三位一体となって3つの力を身につけて明るい未来を掴んでもらいます!さぁ、「夏を制する者は受験を制す。」という言葉があるようにこの夏、生徒達と共に走り抜けていきます!