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おススメの読書


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 「鐘(かね)を鳴らす子供たち」 「線は、僕を描く」 この2つのタイトルをご存知ですか。これらは今年の中3学力調査、国語の題材です。
1つ目は古内一絵(ふるうちかずえ)さんの作品で、朝ドラの「エール」の中でも出てきた「鐘の鳴る丘」をモチーフとしたお話です。古内さんの作品はどれも好きで「マカン・マラン」シリーズは特にわたしのお気に入りです。
2つ目は砥上裕將(とがみひろまさ)さんの作品で、水墨画(すいぼくが)のお話です。 読んでいくと、初めて知る水墨画の世界にどんどん引き込まれていき、わたしも水墨画に挑戦してみたくなりました。
 ときどき面談や生徒との会話の中でどんな本を読んだらよいかという話になります。学力調査や入試、模擬試験に取り上げられる話はどれも中学生、小学生にとって読みやすく興味深い話ばかりです。試験中は問題を解くことに夢中で気づかないかもしれませんが、もう一回読み返してみると、続きが読みたくなるはずです。読書は、本来独自の感性を磨き心豊かな生活を送ること、また生きるための知識を得ることが目的です。それがときに副産物として活字を読む訓練や語彙力アップにつながります。これまでに模試や学調など実力テストで題材になった本をぜひ読んでみてください。「試験につながる読書」が皆さんの読書習慣の構築に一役買ってくれることでしょう。
 さて1月は中1、中2の学力調査があります。三進では冬セミナーでその対策を行っていきます。もちろん、国語の読解のコツもお伝えします。楽しみにしていて下さい。
富士宮校 鏡 真仁