2019年1月10日

想いを繋ぐ

その一本の襷(たすき)に想いを乗せて、10人のチームメイトが繋(つな)いでゆく…
花火
正月の風物詩にもなっている「箱根駅伝」。
私は思わず毎年見てしまいます。
学生時代に自分が陸上部でやり投げをやっていたこともあり、陸上競技の試合を見るのは好きなのですが、昔はマラソンや駅伝のテレビ中継を見るのが非常に退屈だった記憶があります。
テレビ画面上は周りの風景が変わるだけで、何か単調な映像を眺めているだけな気がするからでした。
しかし大人になり、気が付くと好んで見るようになっていました。
何故でしょう。
それはおそらく、見ている私が年齢とともに変わったからだと思います。
テレビを見ながら、必死におのれと戦っている選手に感情移入している自分がいることに、ある時気づきました。
過酷な坂道を駆け上がりながら、必死に苦しさと闘う選手たち。
転倒しても、決して走ることをやめません。
箱根駅伝ではありませんが、ラスト400メートルを四つん這(ば)いになりながら襷を繋いだ選手が話題になったのも、記憶に新しいところです。
私は思わずこぶしを握り締め、「頑張れ、頑張れ!」と心の中で声援を送ります。

選手はなぜこんなに辛く苦しいことに立ち向かえるのでしょう?

私はチーム全員で一つのことを成し遂げたいという想いだと思います。
言い換えれば、責任感とでもいうのでしょうか。
チームを代表して選手として走る選手、その選手を必死にサポートするチームメイト、そしてそれを見守る監督やコーチ。 みんな想いは一つです。
もちろん、結果がすべてではありません。
想いを遂げるためにみんなで必死に頑張ることが大事であり、だから私たちはその必死な姿に感動を覚えるのではないでしょうか。

間もなく受験生にも感動の瞬間がやってきます。
我々も受験生とともに、想いを一つにここまで走り続けてきました。
さあ、ラストスパートです。
我々は最後まで共に走り続けます。
想いを遂げるその日まで…。
岡本先生

三島総本部校
岡本 昌仁


2018年12月22日

ピンチをチャンスに〜逆転の発想〜

 プロ野球、巨人の内海投手が、西武に移籍することになりました。FAで巨人に移籍した選手の人的補償として、内海投手が選ばれました。内海投手は、プロ15年目で巨人の生え抜きとしてチームを長らく支えてきた投手で、4年連続2桁勝利、2年連続最多勝に輝いたこともあり、6度のリーグ優勝、4度の日本一にも大きく貢献し、紛れもなくチームの功労者でした。そんな内海投手が、プロテクトリストから外れ、人的補償として選ばれて移籍となったことは驚きをもって受け止められました。
 所属球団が変わるということは、練習環境や人間関係、生活環境も大きく変わり、精神的、肉体的にも負担がかかり、マイナスな出来事と思います。しかし、それを前向きにとらえプラスの出来事として考えると、練習方法を見直すチャンスであったり、体の作り方、生活リズムを作り直すチャンスであったりもすると思います。 内海投手には、移籍をプラスととらえて、前向きな気持ちでトレーニングに励み、ぜひ、新天地でも活躍を続けてほしいと思います。生徒の皆さんも、日々、色々な経験をしていくと思いますが、なるべく前向きにとらえて、ピンチはチャンスとして活用できるようにしていきましょう。花火
 そういえば、今年の漢字が “災”に決まりました。一年を象徴する漢字としてはあんまり喜ばしい漢字ではありませんね。来年は、災い転じて福となす。“福”が選ばれるような一年であるといいですね。

三島総本部校 鈴木宏一


2018年12月8日

後期中間テスト三島市内結果



2018年11月21日

花開く日まで

花火

 11月も後半に入り、日を追うごとに寒くなっているのを感じますね。体調を崩しやすい時期でもあり、みんなも勉強に部活など、それぞれ忙しく過ごしている頃でしょう。後期中間テストも終わりましたが、入試や学調などを控え、勉強もいよいよ頑張り時です。この大変な時期だからこそ、一つひとつのことを確実に覚えていくことが今後の成績につながっていきます。ぜひみんなに覚えておいてほしいことがあります。それは、今の努力は決して無駄にならないということ。ちょうどこんな話があります。
 桜のつぼみは夏の間に形成され、その後休眠という状態に入り、開花の季節を待ちます。そして寒い冬を乗り越えることで休眠から覚め、春に花を咲かせるのですが、冬の間に十分に気温が下がらないと、桜は休眠から抜け出すことができず、開花は遅くなるそうです。春、満開に咲いた桜は本当に見事です。そのためには冬の寒さが不可欠だということですね。
 日頃みんなは目の前のことに追われ、「忙しい」「疲れた」「面倒くさい」などと思うことも多々あるでしょう。しかもその大変さは、すぐには報われないかもしれません。しかし、今のみんなの頑張りは、どんなことでもあとで必ず自分の成長につながります。何か成果を出すためには、冬の寒さに耐えた桜のように、大変な時を乗りきることが大切だと感じます。私もみんなより少しだけ先を歩いてきたから分かります。今頑張ることが、いかに大切なのか。だから声を大にして、みんなに「頑張れ」と叫びます。花を咲かせるそのときまで、一緒に走り続けましょう!

三島総本部校 長田知佳

2018年10月29日

目指せ、過去最高順位! 数学特訓会 開催!

10月27日(土)、中1・2生対象に『数学特訓会』を開催しました。9月にも同様の特訓会を開催し、今回が今学期2回目です。今回の特訓会は、中1が「比例・反比例」、中2が「一次関数の利用」をテーマに行いました。来る後期中間テストの最重要単元を何とか克服しようと、参加した生徒は食い入るようにホワイトボードを見つめ、教師の説明に聞き入っていました。
三島総本部校の今回のテストに向けてのスローガンは、『目指せ、過去最高順位!』です。この後期をどのように乗り越えるかが、次学年に向けての大きなカギになります。我々教師一同、生徒をうまく次学年につなげられるよう、全力で指導に当たります。ぜひご期待ください! 岡本先生

三島総本部校
岡本 昌仁


2018年10月9日

Let's enjoy English every day!!

花火

 学生のみなさんは「英語」という言葉を聞いた時どんな言葉を思い出しますか。
「大好き」「楽しい」とポジティブな回答をした人はきっと、英語の成績がいい人かもしれません。「むずかしい」「将来使わない」「きらい」とネガティブな答えを出した人は苦手意識のある人でしょうか。
 でも英語は教科の一つだけではありません。英語圏の人々にとっては当たり前の言葉、日本人にとっての日本語と同じです。つまりコミュニケーションのための道具なのです。道具は毎日磨かないとさびてしまいます。皆さんの中で、一日中誰とも話をしない人はいないでしょう。英語にも毎日触れてみてはいかがでしょうか。 音楽を聴いたり、映画を見たり、テレビでもゲームでも皆さんのまわりは英語であふれています。もう英語なしでは生活できなくなっていますよね。こんなにも私たちの生活に浸透している言葉を今や無視することはできない世の中になってしまいました。自分の好きな分野で英語を楽しむことができるのです。ゲームの中の言葉、歌詞の中の言葉一つを選び、その意味を調べてみるのも面白いです。世界がますます広がります。私は30年以上、週に1回1時間半、英会話の学習をしていますが、日数に換算するとほんの100日にも及びません。たっぷり時間のある学生の皆さん、今こそ英語を楽しむ時です。さあ、一日一回英語を楽しみましょう!!

三島総本部校 高柳英子


2018年9月22日

強さの源

花火

 2020年の東京オリンピックで追加種目となったスポーツクライミングを皆さんはご存知でしょうか?最近は人気も上昇しており、スポーツクライミングの一つであるボルダリングを体験できる施設も増えてきています。そして、東京オリンピックでもメダルが期待されている日本人がいることでその注目度も上がっています。先日テレビ番組でその注目の選手の一人である「楢崎智亜(ならさきともあ)」選手の特集があり、彼の強さの源を知りました。

 人見知りで大人しい少年だったという楢崎選手ですが、今ではボルダリングの世界王者であり、東京オリンピックでの金メダルが期待されています。彼がボルダリングを始めたのは10歳の時。ジムで兄がやっていたのを見に行ったのがきっかけだったそうです。はじめは難しくて登れなかった壁も、自分を鍛えて登れたときの達成感が忘れられずに夢中になっていったそうです。さらに、他の人が登れない場所でも「自分が登ってみせる」という気持ちで臨み、みるみるその力を伸ばしていきました。

 彼の強さは「ポジティブ(前向き)な気持ち」にありました。困難なことがあっても常にその先を見ながら進み続けてきたのです。そして、それは今も継続中です。オリンピックのクライミングは「ボルダリング(制限時間内にクリアした課題の数を競う)」「リード(6分以内に登れる高さを競う)」「スピード(15mの壁を登る速さを競う)」の3種目の総合で争われます。しかし、楢崎選手はその1つ「ボルダリング」で世界1位を取っているものの、他の種目はほとんど経験がない状態です。特にスピードに関しては、世界のトップレベルが5秒台に対し、7秒台の力しかありませんでした。それでも彼は、自分に足りないものを見つけ、それを補うための修行を楽しみ、成功のイメージを持ち続けて練習を繰り返していました。そしてその結果、スピードのタイムを6秒前半まで上げてきました。とにかく、どんなに不利な状況でも決して挫(くじ)けることがありません。彼には「やればできるという成功のビジョン」と「できるまで諦(あきら)めないという強い信念」を感じました。

 何かを成し遂げるときには、彼のような「成功のイメージ」と途中で投げ出さない「強い信念」が大切だと思います。三進生も「ド根性(途中で諦めない精神)」で頑張っています。何かに失敗したとしても、常にポジティブに、次の目標に向かって頑張っていきましょう!

三島総本部校 栗原大輔


2018年9月18日

やっぱり強い!




2018年8月22日

歴史をたどる

花火

8月も半ばを過ぎました。生徒の皆さんは一人ひとり、残りの夏休みをどう過ごすか、そろそろ前半を振り返りつつも考えていることと思います。
さて、夏休みと言えば、夏ならではの遊びや行事がたくさんありますね。夏がくれば当たり前に思い浮かべる風物詩、今年も体験した人も多いと思います。夏の気分を盛り上げるため、せっかくなので少し調べてみました。

例えば花火。日本における本格的な花火の歴史は、1543年の鉄砲の伝来から始まるとされているそうです。鉄砲伝来によって火薬が広まり、その後中国やポルトガルから花火の技術も持ち込まれたようです。日本で初めての花火は、諸説ありますが、静岡県の駿府城で徳川家康が見たものが最初であるとされています。
花火は江戸で人気となり、隅田川の花火大会も開催されるようになりました。その時活躍したのが、花火師集団の「玉屋」と「鍵屋」。
両者は競い合い、観客たちは優れた花火を見ると屋号を叫んで絶賛したそうです。
綺麗な花火を見上げながら、「たまやー!」「かぎやー!」と叫ぶ風景は何となく想像できますね。
現代まで続く隅田川の花火大会ですが、この起源は大飢饉による死者の鎮魂のため、八代将軍の徳川吉宗が企画した「水神祭」なのだそうです。
毎年多くの人が訪れて夏を盛り上げてくれる花火大会ですが、その背景には慰霊の念が込められているというのが意外でしたね。

このように、何気なく楽しんでいるものでも、その歴史をたどってみるとより一層深みを感じられるのではないでしょうか。
調べてみると面白いかもしれません。
まだまだ暑い日が続くと思われますので水分補給を忘れずに!
残りの夏休みを悔いのないように過ごしましょう。

三島総本部校 長田知佳


2018年7月31日

イノベーション

車ガソリン

 夏セミナーがスタートし、中学1年生の理科の授業で気体について学習をしました。そのとき水素と酸素を利用した燃料電池自動車の話をしました。走行時に排出されるのは水のみという、環境に優しい自動車として既に市販もされています。最近急速に普及し始めている電気自動車と比較しても、短い時間で燃料補給できる上に走行距離も長いと言われています。しかし、燃料を補給する水素ステーションが少ない(静岡県内では2か所)ことや価格が高いこともあってまだそれほど普及はしていません。今後はその水素ステーションの設置が増えていくことで、もしかしたら燃料電池自動車が当たり前の時代が来るかもしれません。
 それにしても、ガソリン以外の燃料で車を走らせようと考え、環境にも優しい自動車を開発するために、多くの技術者たちが試行錯誤しながら現在の状況まできていることに感心してしまいます。技術の進歩は自動車だけではありません。携帯電話でインターネットをしたり、GPSで道路の渋滞状況がリアルタイムでわかったり、飲食店やホテルの店員がロボットになっていたり、AI(人工知能)が判断したおすすめ商品を買ってしまったり…たくさんの技術革新(イノベーション)によって新しい生活や文化が生まれています。そして、これから先の未来においてもその進化は止まらないことでしょう。それほどまでに、人類の知恵には無限の可能性があるのではないかと感じます。
 そして、今こうして目の前にいる生徒たちがその未来を担っているわけです。多くの知識を身に付け、生活を豊かにしていく知恵をしぼり、文明の発達に貢献していくことでしょう。そんな無限の可能性を秘めた生徒たちと貴重な時間を共に過ごせていることが楽しくて仕方ありません。この夏セミナーの中でも、一つでも多くのことを伝え、それが彼らの新たなものの見方や発想の一部となることを期待して指導していきたいと思います。

三島総本部校 栗原大輔


2018年7月17日

定期テストも、この実績!




※三島総本部校、かわせみ校、函南校、下土狩校、沼津本部校、香貫校に通塾する三進生の結果です。
※7月7日現在判明しているものです。

2018年6月19日

気付きと行動


山(水墨画風)

 先日、小学生の息子に付き合う形で、人生初のボルダリング(スポーツクライミング)に挑戦しました。身軽そうなスタッフの方からルールの説明を聞き、「初日でレベル5まで行けたらかなりすごいです!」と言われたので、普段は何も鍛えていないくせに(よし!行ってやるか!)と、父親の威厳(いげん)を見せるべく、内なる闘志を燃やして臨みました。 レベル10からレベル7までは何とかクリア!(レベル1に近づくほど、難度は上がります。)久しぶりの運動と、上まで登れたときの達成感で、気持ちよく夢中になっていました。
 しかし、レベル6から体力の限界が訪れました。握力がなくなり、ホールドを掴(つか)めなくなってしまいました。開始から15分ほどしか経っていませんでしたので、自分としてもかなりショックでしたが、体は正直なもので、手が震えてしまい、その後全く挑戦することができませんでした。一方、息子はその後も1時間以上登ることを楽しんでいました。結果的には親子そろってレベル7までのクリアでしたが、自分の体力と筋力の無さにガッカリしてしまいました。
 学生時代は毎日筋トレをして鍛えていましたが、最近は全くやらなくなってしまい、筋力もだいぶ落ちてしまっていました。普段の生活では特に気にもなりませんが、このような体験をし、自分の衰えを実感すると悔しいものです。また少しずつ筋トレを始めました。
 生徒の皆さんに関しては、日頃から部活動等で体を動かしているので、筋力の面で私のような実感をすることは少ないかもしれません。しかし、勉強面ではどうでしょうか?テストをすれば、やりきれなかったことへの後悔や自分の甘さを実感するのではないでしょうか。普段気にしていなくても、テストによってそういった部分を気付かせてもらえます。そして自分の弱点に気づいたら次に向けて行動しましょう。同じ問題は完璧にできるようにしておくのです。その積み重ねが皆さんの学力となって新しいアイディアを生み出してくれることでしょう。6月のテストの反省をすぐに行い次に活かしましょう。そして、自分の苦手単元はこの夏、セミナーや夏期特訓で克服しましょう。体力にはまだ自信がありませんが、学習指導ならお任せください!共に頑張りましょう!

三島総本部校 栗原大輔


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2018年5月21日

教育とeducation


山(水墨画風)

教育業界に従事してもうずいぶん経ちますが、先日何となく「教育」という言葉を広辞苑(こうじえん)で引いてみました。すると、次のように書いてありました。
「人間に他から意図をもって働きかけ、望ましい姿に変化させ、価値を実現する活動」
大辞林(だいじりん)でも同様の意味です。つまり教育というのは、文字通り「教え育てる」こと、すなわち「教える側」からのものだということになります。

 一方、英語で教育は「education」と言います。これは英語の成り立ちを紹介すると、「e+duc」に名詞を形作る「ation」という語尾がついたものです。「e」は「外に」を、「duc」は「導く」を意味します。空調ダクトの「duct(導管)」と同類の言葉ですね。つまり、相手の中にある資質を外に導き出すのがeducationなのです。こちらは「教えられる側」に着目したものです。

 今、世の中が目まぐるしく変化し続けています。今存在する職業の約半分は、間もなくAI(人工知能)に取って代わられる時代が来るとも言われています。
 日本の未来を担う子どもたちを指導するうえで、将来活躍する人材を育てるためには、子どもたちそれぞれが持っている能力を見極め、それを引き出す力が重要になります。もちろん知らないことは教え、間違いは正してあげることは大切ですが、それに加え、子どもたち個々の能力を見極め、それを引き出す力が我々教壇に立つ者に課せられた使命だと考えます。

私もまだまだ未熟者ではありますが、このことを念頭において、今日も子どもたちと接していきます!

岡本先生

三島総本部校
岡本 昌仁


2018年5月21日

2018年度 定期テストスタート!




2018年5月10日

貝毒の猛威


山(水墨画風)

■楽しい潮干狩り。しかし...
GWで潮干狩りを楽しんだ生徒もいることでしょう。これからの季節、採ることを楽しみ、また食することで二度嬉しいレジャーですね。
しかし、その潮干狩りで採った貝を帰りに返却し、別の貝を持って帰る事態が瀬戸内海などで発生したというニュースがありました。いったい何があったのでしょうか?

■貝毒による自主規制は昨年の2.5倍!?
アサリやかきなどの二枚貝が毒をもっているという事があります。
それは、「貝毒」と呼ばれますが、今年はその毒が多く検出され、出荷を自主規制するケースが全国で昨年の2.5倍で、2005年以降で最悪の状況だということです。
ですから、該当する地域では、潮干狩りで採った貝の代わりに、毒のない貝を渡すという安全措置をとったわけです。

■貝毒とは?
海水中の有毒プランクトンを捕食した貝が、体内に毒を蓄えることによって作られる毒物を貝毒といいます。加熱しても消えることがなく、食べると手足や顔面のしびれ、呼吸困難などで死に至ることもあるそうです。

■まさに生物濃縮(せいぶつのうしゅく)の脅威!
中学3年生の理科で、食物連鎖(しょくもつれんさ)という学習をします。プランクトンから始まり、小さい生物を大きい生物が食べ、それをさらに大きい生物が食べます。その過程において、プランクトンなどが保有している化学物質が、生物の体内に蓄積され濃縮されていく現象を生物濃縮といいます。貝毒はまさにその一例といえます。
 さらに、その貝を食して濃縮された毒を持っているのがフグだと言われています。フグの毒は自分で生成しているのか、外部から取り入れているのか、長く議論されていましたが、人工養殖でその謎が判明しました。毒のない餌で育てたフグには毒がなかったことから、フグの毒は生物濃縮によって生成されていると考えられるようになりました。その毒(テトロドトキシン)の威力は青酸カリの約1000倍と言われ、人を死に至らしめる猛毒です。

 生物濃縮によって蓄積された毒の威力を再認識しました。そして、教室で学習する理科の内容は、生活の中にも直結してあるものだ!と実感するニュースでした。
 なお、貝毒に関しては各都道府県がしっかりと事前に調査し、安全を確かめていますので、潮干狩り自体は安心して楽しむことができます。

三島総本部校 栗原 大輔


2018年4月1日

人間到処有青山


男児(だんじ)志(こころざし)を立て郷関(きょうかん)を出づ
学(がく)もし成(な)らずんば死すとも還(かえ)らず
骨を埋(うず)む豈(あ)に唯(ただ)に墳墓(ふんぼ)の地のみならんや
人間(じんかん)到(いた)る処(ところ)青山(せいざん)あり

山(水墨画風) 男児立志出郷関
学若無成死不還
埋骨豈唯墳墓地
人間到処有青山

 これは、幕末長州藩の勤王(きんのう)思想家でもあった月性(げっしょう)という仏法僧(ぶっぽうそう)の詩です。彼は15歳のとき学問に志を立て、故郷をあとにします。その後、およそ17年間諸国を巡って天下の諸名士と交わりを持ち、後の勤王僧たちの先陣を切ります。そして明治維新以後、新時代の仏教論の中心とされた「仏法護国論(ぶっぽうごこくろん)」を著(あらわ)すなど、この時代を代表する思想家のひとりとして大成しました。この詩は、その15歳の旅立ちに際して詠(よ)んだ決意の詩として、家の壁に書きつけたものだそうです。  
「男たるもの一度学問を志して旅に出る以上、学問が大成できない限りは、たとえ死んでも故郷に帰るまい。骨を埋める場所など、どこであってもいいのだ。人の世には、どこへ行っても墓地とするべき緑濃い山がある」この凄絶(そうぜつ)なまでの決意を詩(うた)った彼は、後に時代を動かすほどの学問を成し遂(と)げたのです。  

 さて、月性がこの詩を詠んだ年齢の15歳は、論語によれば「志学(しがく)」の年、すなわち学問への志を立てる年です。現代では、ちょうど高校受験という、人生最初の関門を経験する年齢に当たります。高校という新天地への旅立ちの時期であり、同時に人生という長い旅の行方(ゆくえ)を、自分の意思で決定する時期でもあります。
 人生は、決して気楽な旅ではありません。ともすれば安易な目的地へ、楽な道へと惹(ひ)かれがちな自分を叱咤(しった)しながら、栄光を夢見て苦難の道程を辿(たど)るのです。旅立ちに際して強い決意が伴わなければ、意志を貫いて旅を続けることはできません。月性がそうであったように、ことを成すには、まず「何としてもやり遂げて見せる」という覚悟を決めることが大事です。  

 今、旅立ちの場に立とうとする君達に、この月性の七言絶句(しちごんぜっく)と熱いエールを贈りたいと思います。夢を、理想を、目標を高く掲げましょう。そして意を決し、ともに世界へ、勇躍(ゆうやく)旅立ちましょう!

岡本先生

三島総本部校
岡本 昌仁


2018年3月22日

後輩たちへメッセージ


公立高校の合格発表日に、たくさんの生徒たちが報告にやってきてくれました。その中で後輩たちのために喜びの声やメッセージを残してくれましたので、その一部を紹介します。
三進で最後まで諦めずに頑張り抜いた先輩たちのコメントです。後輩の皆さんはその言葉を励みにして、先輩方に続くように頑張りましょう!
そして、新高1の皆さんは新たなるステージが始まりました。それぞれの進路に向けて、三進で培ったド根性の精神で困難を乗り越えて行ってください。

三島総本部校 教師一同

 
韮山高校理数科合格 
三島北中 田中陸翔さん

僕は、小学校1年生から9年間三島進学ゼミナールに通ってきました。その中で多くの先生方に出会うことができました。先生方全員が良い先生で、授業もわかりやすく、三進に行くことが楽しみでした。そんな先生方には、とても感謝しています。
三進での9年間で一番の思い出は、中3の合宿です。僕はそこで勉強への意識が高まり、今まで勉強することができました。中3の合宿は、本当に役に立ちました。
三進での9年間は、本当に楽しく、ためになることばかりでした。今までありがとうございました。三進に感謝!!!

三島北高校合格 
三島南中 渡邉ひよりさん

私は夏にとんでもなく頑張りました。ド根性の夏期特訓でドカーーン!とスイッチが入りました。毎時間のように先生たちに質問をして、分からなかったところは絶対にわかるようにする、いろいろな先生に聞いて、違う考え方を知る!!というのを目標に励みました。冬でも同じように燃えて、受験をむかえました。散々色んな人に、落ちるだろ〜などとイジられて見返してやるぞ!と強い気持ちで挑みました。ぶっちゃけ不安な気持ちもあったけど、三進の先生たちに相談にのってもらって、泣きながら話すと気分が軽くなりました。めちゃオススメです。受かってよかった!本当に。早くおいしいご飯が食べたいです!


2018年3月17日

掘り下げ学習のすすめ


 あるとき休憩時間中に生徒と話していたら、次のような疑問と出会いました。
生徒「なんでお寿司に玉子のネタってあるの?」
私「面白い疑問だね。特に気にしたことなかったけど、言われてみれば不思議だよね。基本的に生の魚介類をネタとして握るもんね。最近は、唐揚げやハンバーグなんかを寿司ネタにするのも見かけるようになったけど、玉子は以前から普通にあったしなぁ。なんでだろうね?ちょっと予想してみようか!」
生徒「色合いがきれいだから!」
侍 私「なるほど。」
別の生徒「もしかしたら、魚の生臭さを取るのに卵白が必要で、余った卵黄がもったいないから寿司ネタにして使ったんじゃない?」
私「それめちゃくちゃありそう!じゃあ、真相はそれぞれで調べて答え合わせしよう!」

 なかなか楽しい会話になりました。生活の中には、当たり前になって気にもならないことがたくさんあります。しかし、ふとした瞬間にその不思議さに気が付いたらとことん掘り下げて調べてみると、面白い事実や意外な歴史と出会ったりします。学習とは、学校や教科書から学ぶものばかりではありません。また、自ら行動し調べた知識は教わったものよりも効果的に記憶されます。さらに、周りの人たちが知らなそうな知識であれば話してみたくなりませんか?得た知識を人に伝えると、その知識は確固たるものになります。
 では、さっそく行動してみましょう。上記の内容の調査をお願いします。どんな歴史と出会うのでしょうか?楽しみですねぇ。そして、周りの人たちにクイズ形式で聞きながら説明してみると盛り上がるかもしれませんよ。

三島総本部校 栗原大輔